【A2】高橋さん-3

伊藤忠グループの優位性を活かし、生産性の高いCRO企業を目指します

エイツーヘルスケア株式会社
人事部マネージャー 高橋様

Q. CRO企業としての御社の特徴や、他社にはない強みについてお聞かせください。

やはり、当社が伊藤忠商事の子会社であるということですね。大規模で、さらに商社として国内トップクラス企業の子会社であることは、他のCRO企業にはない特徴です。

もともと弊社は、IT企業の株式会社CRCソリューションズ(現:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)の一部門として、データの統計解析を中心とした臨床試験サービスを行っていました。その後、2003年7月に分社独立し、2005年4月に伊藤忠商事の子会社となっています。2014年11月には、株式会社アスクレップ(当時)のGCP事業部門と統合することで、現在のエイツーヘルスケアが誕生しました。

また、2017年の1月には、同じ伊藤忠系のCRO 企業である株式会社ベル・メディカルソリューションズ(現:株式会社ビーアイメディカル)のCRO事業を統合しました。現在、CRO業界でも会社としての規模感を求められるようになっていますが、会社としての成長を促進させるという意味で、伊藤忠商事の資本力にバックアップされているアドバンテージは非常に大きいのではないかと考えています。

2014年の統合時には、中堅から“準大手”になるという意味合いが強かったですが、2017年の統合によって本当の意味で“大手”と言える企業規模になりました。この統合により製薬企業をはじめとしたクライアント各社からも期待を込めた色よい反応をいただいています。

Q. 製薬メーカー各社の開発が加速しているなかで、御社としては具体的にはどのようなプロジェクトが増えていますか?

開発が活発な疾患領域については、おおよそくまなく受託させていただいております。例えば抗がん剤については、固形がん、血液がん、いずれも受託しております。また、中枢神経、循環器系・腎臓系・免疫系のプロジェクトも多いですね。

ただ、プロジェクトの数や種類だけで、CRO企業としての成長が担保されるわけではありません。どれだけグローバルスタディーに携わっているかが問われてくると考えています。

例えば我々は現在、世界トップクラスのグローバルCROであるPRA Health Sciencesとの独占提供を行っています。PRAが獲得したプロジェクトの日本の部分を、A2が実施しています。現在ではグローバルの比率が上がってきており、国内試験・グローバル試験をバランスよく受託できていると認識しています。

Q. CROに限って言うと、他の競合他社と比べて御社には具体的にどのような強みがありますか?

効率的なモニタリング業務を行い生産性向上の実現ができるよう種々の活動をしております。例えばITの仕組みをうまく利用したり、Risk Based Monitoring(RBM)と言われる最新の開発手法を取り入れたりと、常に改善を続けています。

具体的なアクションとしては、RBMの実践のために、セントラルモニタリング部という専門部署を2016年4月に設置しました。この部署で実施した種々の成果を2016年秋から冬にかけて各地の学会で継続的に発表させていただいております。
また、2017年1月には先端医療推進部という専門部署を設置し、再生医療等製品の開発にも力を入れております。

【A2】高橋さん-2

Q. プロジェクトのアサインに関し、社員の意向はどれくらい反映されるのでしょうか?

社員の経験とアサインメントが必ず一致するとは限りません。ただ、本人の希望は定期的にヒアリングしています。オンコロジー領域に携わりたいのであれば、オンコロジーに関する教育研修を積極的に受講できるような充実した教育研修メニューもございます。

Q. 転職時における、給与の決め方についてお聞かせください。

基本的には、ご本人の経験・スキル、実績などを加味して年収オファーを提示しています。これは未経験者であっても同様です。例えばMRをやってきた方であれば、病院での医師との交渉経験があるでしょうし、CRCの方であれば施設での臨床開発経験があるでしょう。こうした経験・実績をしっかり加味して年収オファーを出しています。もちろん、CRA経験者の方も同様に、これまでのご経験や成果は積極的に評価いたします。「入社後、こんな仕事にチャレンジしてみたい」という意欲があれば、ぜひ聞かせてください。未経験の分野へのチャレンジであっても、チャレンジに値する経験・スキルなどがあれば、そこはしっかり評価・考慮させていただきます。

Q. グローバルスタディーにも注力されているとのことですが、英語が不慣れな方について、英語研修などのサポートはありますか?

TOEIC 500点以上のレベルを目指す方向けに、電話会議を英語で行うためのテレカン研修、英語ビジネスメール研修などのトレーニングメニューがあり、すべて会社負担で受講できます。実際に社内での利用も多く、意欲のある社員ほど成長が早いと実感しております。今後入社される方も、英語の研修等、積極的に活用していただきたいです。

Q. 御社への転職を考えている求職者の方へ、メッセージやアドバイスをお願いいたします。

限られた期間と時間の中で、転職者も企業側もお会いすることになると思うので、面接では単なるスキルセットや職務経歴だけでなく、その方の応募意思と転職理由を深くお聞きしたいと考えています。なぜ弊社への転職をご希望されるのか、入社してからどういう仕事を担当したいのか、キャリアアップはどのようにお考えなのかなど、その方ご自身の言葉で本音を聞かせていただきたいです。

【A2】高橋さん-4

それと個人的な印象ですが、経験CRA職の皆様は、転職される際に友人同士のつながりや、リファラルで転職されていると感じます。ただ、第三者的な視点からキャリアを見直したり、最新の業界動向を調べたりする意味でも、転職者の皆さんは転職エージェントへ一度ご相談されたほうがいいではないかと個人的には思っています。その上で、転職企業の選択肢のひとつとして弊社が入っていればとてもうれしいですね。