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PDS人事部
タレント・アクイジション
Sr.Staffing Specialist
中林 伸一郎様

リクルーター
大金 聡子様

インタビュアー:企業によってさまざまな人材の育成方法があると思いますが、御社でのCRA育成に対する考え方や体制など教えてください。

中林様:まず基本は一CRAであるということに加え私たち一人ひとりが、一医療人であるという考え方ですね。では医療人として何が必要なのかと言ったとき、医療機関のスペシャリストたちと、しっかりコミュニケーションを取りながら仕事を進めていかなくてはなりません。そのため、医学的・薬学的な知識、社会人として常識的な知識、これらすべてを伸ばしていく必要があると考えています。ですから、そういった部分をサポートするような研修や人材育成がなされています。CRAに対して何が必要なのか、CRAあるいは医療人として何が必要なのかを踏まえ、必要な知識を効率的かつ効果的に身に付けられるようカリキュラムを組んでいます。そのため弊社では、「時間」ではなく「内容」に重点を置いた研修を導入しています。
例えば、GCPやモニタリングに欠かせない知識を必ず身に付けるほか、選択制の研修を設けたり、任意で医学的な研修や語学などを組み込んだりしています。大学のカリキュラムのようなイメージですね。研修カリキュラムも年々見直しが図られていて、研修を受けた人やラインマネージャーからフィードバックを受け、人事部の教育研修部が内容をリフレッシュしています。研修内容は、10年前に比べると格段に向上していますね。

インタビュアー:研修によって知識が付き、各CRAが「次はこういうプロジェクトに参加したい」といった熱意を持つと思いますが、そういった点はどう反映されていくのでしょうか。

中林様:CRAとラインマネージャーは毎月1対1のコミュニケーションを取り、将来のキャリアやアサインされたいプロジェクト等を常に話しています。ラインマネージャーとして意見を把握し、そのうえで何が必要なのか、CRAとラインマネージャーとの協議の中で出てきます。 例えばオンコロジーをやりたい場合、オンコロジーの知識が何もない状態でアサインされるよりは、知識があったうえでアサインされた方がより力を発揮できます。そもそもアサインされる確率も高くなりますよね。自分がやりたいと思う研修を積極的に受けることで、将来の可能性を拡げることができます。

インタビュアー:ただの研修ではなく、ご自身がそういうWillを持って研修に臨める環境があるということですね。

中林様:そうです。ただ「やりたい」と言うのと、「これがやりたいと思ってこういう研修を受けてきました。ぜひやらせてください」と言うのとでは、全然違いますよね。上からの評価・判断も、当然違ってきます。

インタビュアー:ちなみに、御社ではグローバルでの研修機会もあると思うのですが、これは具体的にはどういった内容なのでしょうか。

大金様:弊社は世界に100以上の拠点を持つグローバル企業です。アメリカが本社ですが、CRAやマネージャーが海外拠点で研修を受けるEBTというプログラムがあります。ただし、英語の面談でコミュニケーションが取れる、あるいはTOEICのスコアなどの基準クリアが必要ですが、毎年10〜20人が2週間世界各国の拠点でEBTに参加しています。研修内容は実際に現地のCRAに同行して、医療機関を訪問するなどの経験をすることができます。
これは難易度の高いプログラムですが、海外でグローバル研修することで、海外と日本両方の良いところを見つけられる良い機会になっていると思います。単なる英語のプログラムというより、業務に直結するプログラムです。

インタビュアー:TOEICのスコア基準はどの程度なのですか?

中林様:TOEICでいうと、中級レベルという程度です。ただ、TOEICスコアよりも現地に行った際に日常会話程度のコミュニケーションが取れるかどうかが重要になります。例えばTOEICスコアが850でも、コミュニケーションが難しければクリアできません。

大金様:CRAにはこれから英語が必須になってきます。そのため、社内プログラムはもちろん、他にも会社が補助金を出して英語が学べるようなサポート体制も設けています。EBTのプログラムは、弊社がグローバルだからこその大きな特徴ではないでしょうか。

中林様:弊社はすべてにおいて、手を挙げた者の中で選んでいくスタンスです。基準さえクリアすれば、EBTは高確率で参加できます。あとは、勇気があるかどうかですね。業務の調整は周りがサポートする体制ができているので、気にする必要がありません。希望者が定員を割るようなことがある場合は、ラインマネージャーが推薦するようになっています。