2008年に国際共同治験における日本でのオペレーションをスタートして以来、大きな成長を遂げてきたコーヴァンスジャパン。どのようにしてこれだけ大きな飛躍ができたのか臨床開発本部長の濱野様にインタビューさせて頂きました

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業界の市場に関係なく勝ち残ることができるCRAに育てることが使命だと語る、濱野臨床開発本部 部門長

インタビュアー:Covance Japanについてご紹介お願いします。

濱野様:Covanceは、大手グローバルCROの1つですが、日本では2008年から臨床開発事業に参入しましたので、まだ歴史も浅く、規模も発展途上です。グローバル試験に日本が参加するケースが増えたことが日本参入の契機になりました。以来、グローバル試験をグローバル標準で日本で実施することに特化してきましたので、そこに強みを有しています。

インタビュアー:大きな成長を遂げているCovance Japanですが、濱野様が臨床開発事業本部の部門長として就任されどういった改革を進められてきたのでしょうか?

濱野様:グローバル試験のニーズはますます高まっています。クライアントのニーズにお応えするために、ここ数年で規模と機能の拡大、そして持続的な成長を支える土台の強化を続けています。これはCovance Japanの中だけでできたことではなく、Covanceでは、日本の強化がグローバル全体の優先課題として位置づけられています。それにより大きな投資やサポートが継続的に得られ、様々な改革を私が思うような形で進められるようになりました。

インタビュアー:以前濱野様とお話しさせて頂いた際、Covance Japanの強みの一つに最強のラインマネージャーチームというキーワードがあったかと思います。改めてお話しいただいても宜しいでしょうか?

濱野様:これは過去の反省に基づくのですが、成長していくためには、それを支えるための土台が十分でないといけません。過去を振り返ると、ラインマネジメント力、つまり組織の成長を支える力が欠けていました。そこでラインマネージャーの増員と質の強化に力を入れてきました。
具体的には、他の部門の優秀な人材を移したり、CRAからの社内育成を加速したり、優秀な人材を外部採用したりして、人数面での強化を図っています。

さらに、ラインマネージャーの質を高めるために、様々なトレーニングや、サポートを実施しています。グループで提供するトレーニングに加え、1人ずつのニーズに応じてテイラーメイドで提供するトレーニングも行い、一般的なマネジメントスキルはもちろんですが、対人能力や人間力の強化を目指しています。

一番の強みは、現在、計14人いるラインマネージャーたちを、チームとして活動させたことです。組織を1人のトップが率いるのではなく、ラインマネージャーチームが集団で率いる意識を持ってもらうようにしました。
その際に、「業界最強のラインマネージャーチームになる」という目標を掲げたのです。これが非常に功を奏したと思っています。
チームの中で役割分担し、助け合い、議論し合い、チームとして判断し進めることで、ラインマネージャー力が強化されました。各ラインマネージャーを「ライン」として機能させるだけでなく、チームでバリューを出していく施策をしてきたということです。ラインマネージャーたちがしっかり土台を支えることで、問題を未然に防いだり、問題を早期解決できるようになってきたと思います。これにより、クライアントからの信頼を高められるケースが増えています。

インタビュアー:そのラインマネージャーの下で活躍されているCRAの方々についても教えてください。濱野様から見たCRAの方々の特徴や共通点などはございますか?

濱野様:私たちがCRAという職種に求めているところは、高い倫理観、高いクオリティ、高いコミュニケーション力の3点です。一方、Covanceの組織への適性という点で求めているところは、自ら考える、自ら発信する、自ら行動するという3点です。そのような観点で人を選んでいます。

それらを踏まえ、CovanceにいるCRAについて私の目から見てどうかということをお話しします。業界全体を見ればCRAは売り手市場で、バブル状態と言っていいでしょう。しかしこのバブルは長く続かず、やがてCRAの淘汰が始まるでしょう。一流のCRAとして生き残れないとその先のキャリアは難しくなります。そのような目でCovanceのCRAを見ると、彼ら/彼女らはその競争に勝ち残ります。

なぜなら、CovanceのCRAの仕事は、それだけの経験をしているからです。Covanceでは、CRAをサイトマネージャーと呼んでいます。担当した医療機関のマネージャーなのです。そのくらい、CRAに責任感を持ってもらうようにしています。当然、独立した判断力や、実行力が求められます。加えて、働く対象はグローバル試験であり、当社で扱うのは最先端の疾患や薬物です。そしてグローバル環境で働きます。そうした経験をしているから、たとえ淘汰の時代が来ても勝ち残るのです。CovanceにいるCRAを勝ち残れるCRAにすること、これが私のできることだと思っています。Covanceで頑張っているCRAは本当に優秀だと思います。

Covanceは英語ができないと受からないという誤解をよく受けます。しかし私たちは、選考のとき、英語の能力で選んでいません。むしろ、他社のほうが、英語能力だけで採用しているケースがみられます。英語力は、ないよりあるほうがいいですが、今はできていなくても、せっかくCovanceに入るのだから、これから頑張りたいという方ならウェルカムです。
自分自身の経験から言って、英語力は、「仕事上必要に迫られる」、「学習する」という2つが揃ったときに一番伸びます。その環境をCovanceは与えられます。必要に迫られるというのはグローバル環境で、学習は会社の金銭的なサポートや継続的に開かれる社内レッスンで提供できます。英語が一定のレベルに達したら、海外研修に行ける機会があるのもモチベーションになるでしょう。今CRAをしていて、自分で英語の勉強をしているけれど、仕事で英語を使う機会があまりないという方には良い環境です。

インタビュアー:最後に転職を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いします。

濱野様:私たちがCRAに求めるスキルであるとか、組織へのカルチャーフィットは自律・自主性であるという点を述べてきました。これだけ聞くと、もしかしたら中の競争が激しくて自己中心的な人が多いと思えるかもしれません。
しかし意外にも、Covanceの社員にCovanceの良い点を聞くと、「人がいい」、「いい仲間がいる」といった答えが多く返ってきます。CRAの厳しい仕事を、厳しい環境下にあっても続けられるのは、周りのメンバーが良いからです。そこがCovanceの最大の強みです。

ここでの仕事は決して簡単ではありませんが、一緒に頑張れる仲間がいることが頑張る動機になっていると思います。当社では、社外の方とカジュアルに交流する機会を頻繁に設けています。そのような場で、現場の社員のパーソナリティに触れると分かっていただけるはずです。弊社をよりよく知っていただくため、面白そうだと思ったら、ぜひ話を聞きに来てください。

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