インタビュアー:最後に、齋木様から小嶋様にご質問はありますか?

S氏:1つ1つの治験はすごく難しくなっています。「循環器で軽い生活習慣病」というくくりだけではなく、「抗がん剤で末期に近い」「既存療法が効かない」、「再生医療の考え方が入る」などの要素が入ってきて、それぞれで内容、分野が違ってきています。モニターとしてどういう知識を身に着けていくのがいいのでしょうか?

小嶋氏:僕は専門学校や大学で教えていますが、今まで得られた知識だけで教えているのではなく、新しい知識も吸収しつつ教えています。モニターも勉強することが大事です。

勉強するのは楽しいと考え、自分の得意分野だけではなく違う分野も勉強したり、あるいは得意分野をさらに磨いてみたりしてはどうでしょうか。最新の医療に触れられるチャンスはなかなかないので、そういうときは積極的に取り組むべきです。僕もがんの領域は苦手なので、その仕事がくればぜひ勉強したいと思っています。

S氏:癌についていうと、今は癌の中でもどの癌に強いかまで細分化されてきていますよね。

インタビュアー:そうですね。実際に私も企業様から依頼を受ける際も「オンコロジー経験」ではなく「血液癌領域の経験」とより詳細のリクアイメントを頂いたりします。

小嶋氏:そうなんですね。企業によっては特定のクライアントや特定の領域に強いプロジェクトを抱えていたりしますもんね。

インタビュアー:その通りです。やはり昔に比べ、よりスペシャリストを求める傾向にありますので、以前のように様々な経験を経て成長していくというよりも自分の求める経験を主体的に追い求めていかないといけない。そうでないと叶えられない時代なので業界の動向をこまめに収集されることをお勧めしています。

本日は長時間に渡りお付き合い頂き誠に有り難うございました。

小嶋氏、S氏:有り難うございました。